STORY 地方郡主の子カイ。武道はからっきしだが、頭はよく回り口も達者。幼馴染のエレナを許嫁とし、ささやかな領地を継ぐ。待つのは平凡だが幸せな人生。だが王都の政変により、それは一変する。王国軍戦略参謀ウェイン・グローザが王位を狙い兵を挙げたのだ。エレナが王位継承権を持つ血筋であったことから、カイは戦乱の只中に巻き込まれていく。統治者たちは絶対的な武力を有している──鉄騎竜と呼ばれる巨大兵器を保有するのは領主以上の階級だけ。地方郡主が太刀打ちできるものではない。だが、カイは違った。彼には鉄騎竜を超える竜とそれを乗りこなす才能があり!?
WORLDVIEW 大陸でも抜きん出た力を持つ大国、シュエルガ神権王国。王も敬虔な信者であるシュエル教は、国教として民の信奉を集めており、国は一つによくまとまっている。その安寧の時は100年の長きにわたり続いていた。だが、王国軍戦略参謀ウェインの挙兵により、その平穏も終わりを告げる。好機と見た各地の有力領主たちは、ウェインに対抗の姿勢を見せる。誰もが王位を狙う、群雄割拠の時代が始まろうとしていた。シュエルガ西部の大領主にして「西海協定」の盟主グラハム・カルバン。狸と呼ばれる老獪な男が王国の経済を握らんと蠢動する。その侠気で騎族から民までを広く魅了し、南部に一大勢力を築き上げた大領主ウィリアム・ボイルド。鋼鉄王の異名をとる猛将も虎視眈々と情勢を注視する。三つ巴の様相を呈する中、東部にひっそりと地方郡主たちの同盟が結成される。誰もがあっけなく鎮圧されると思っていた「ヴェーチェル同盟」。だが、カイと謎の騎士竜の登場により、その同盟は王国に大きな波紋を投げかけることになる。
CHARACTER カイ・ソルワーク シュエルガの東端、カルム郡の郡主の子。武道はからっきしだが、頭はよく回り口も達者。ちょっと頼りない若様として、領民には愛されている。誰もが見向きもしない綺晶に関する技術を研究するのが趣味。それにより、太古の兵器・騎士竜レイバーンの起動に成功する。エレナ・ランドランス シュエルガの東端、ブリーゼ郡の郡主の娘。カイとは幼馴染で許嫁。気品と慈愛を兼ね備えている。カイとは真逆で武道の腕はなかなかのもの。末席ながら、王家に繋がる血筋の持ち主。それが彼女の運命を大きく変えることになる。アンジェラ・ルー 謎多き、妖艶な美女。見た目とは裏腹に、綺晶技術の優れた技師である。カイのことを弟のように溺愛しているが、時々それが度を超すことも。いたずらなのか本気なのか、カイに色仕掛けで迫ることもたびたび。カナリア・ラガン シュエルガの東端、ゲイル郡の郡主の娘。カイ、エレナとは幼馴染。不思議な言動と愛らしい容姿で、カイたちにとってはマスコット的な存在。実は剣と格闘術はかなりの腕前。ウェイン・グローザ 王国軍戦略参謀。獅子とも称される若き英雄。安寧を停滞と唾棄し、戦いこそが革新を生むと挙兵する。必要とあれば、手を血で汚すことも厭わない。だが、そのカリスマ性から、彼を熱烈に信奉する騎士、兵は多い。
WEAPONRY 鉄騎竜 現王家が国内を統一し、シュエルガを現在の大きさにまで成長させる原動力となった兵器。領主以上の階級しか所有が許されておらず、支配者の象徴とされる。領主もしくは選ばれた騎士しか搭乗できない。騎士竜レイバーン 古の生物の遺骸だと思われていたが、カイと祖父のゴドーが起動に成功する。鉄騎竜を圧倒するパフォーマンスを発揮するが、その機構は未解明な部分が多い。