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これは、最強無敵の破壊者であり、
唯一無二の創造者である少年の物語――。
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剣と魔法の大陸には規格外の力を持つ生物、邪神がいた——。



STORY

この世のあらゆるものを無に帰す壮絶な破壊の力と、この世のあらゆるものを生み出す唯一無二の創造の力。
決して交わることのない両極端な能力を、少年は二つとも手に入れた。
邪神の角を加工して組み上げた禁忌の魔導兵器・神角技巧と共に——。
その少年の名は、ミヤビ=ブラックガーデン。
至って平凡な田舎暮らしの材木職人だったはずの彼の運命が、それをきっかけにして大きく変化し動き始める。
世界を破滅へと向かわせる恐るべき魔導爆弾を秘密裏に仕掛ける謎の『11人目』。
その野望をぶち破るため、ミヤビは神角技巧を起動させる——!!


CHARACTER

ミヤビ=ブラックガーデン
人懐っこく何にでも首を突っ込む体質のごくごく普通の少年。
……のはずだったが、邪神の卵から孵ったアルマに懐かれるわ、メビウスから神角技巧・ルシフェルホーンを預けられるわと、普通に考えればありえない問題に次々と巻き込まれていく。
アルマ
おそらく現存している中では人類が唯一確認可能な『邪神の幼体』。卵が孵った際、最初にミヤビを目撃した事から、彼を親と認識している節がある。時と場合によって外観が大きく変わるという特徴があるが、これが邪神の幼体全体に言えるのか、アルマ特有の現象なのかはサンプルが少な過ぎるため不明。
アリシア=ブルーフォレスト
ブルーフォレスト氏族と呼ばれるエルフの1人。元々エルフは人の目に触れやすい友好的な種族だが、中でもアリシアは普通に人里まで下りてくる人懐っこい性格。
人間の技術に興味があるらしく趣味で錬金術を嗜んでおり、首からラジオの形をした賢者の石を下げている。
ヘレン=クロックギア
共和国に属する役人で、主に邪神の幼体であるアルマの動向を監視するため中央の首都から派遣されてきた女性。
役人とは名乗っているものの、実際には潜入、情報収集、破壊工作などを担当する諜報員に近い立ち位置。だが個人としては無邪気に懐いてくるミヤビやアルマを受け入れつつある。
メビウス=エントランス
各国要人が公にできないトラブル処理を『個人的な相談』として秘密裡に持ちかけ解決を任せる、フィクサーと呼ばれる専門職の最大手。
その実力については、国家に属さない個人でありながら神角技巧を保有するというメチャクチャな待遇からも分かるという。なお神角技巧なしでも相当な実力の持ち主である。
セリーナ=ボーデンバーグ
世界に名だたるボーデンバーグ商会の一人娘。お金があれば何でも解決できる、という教育を受けてきたためか、本人もかなりの高飛車。
ただし個人としての実力は本物で、商会の輸送ルートの要である神角技巧・シュバルツシュッツェを任されている。
エリザ=シルバーストーム
工廠王国の中でも女性ばかりで構成された選抜騎士『ホワイトセイズ』の一員で、神角技巧・アイシクルブレットとの相性が良く、同機の指揮を任されている。
実直だが逆に言えば融通が利かない性格で、王の命令とはいえ、他国に武力を貸し与えるような傭兵紛いの汚れ仕事を快く思っていない。


世界観・用語

【神角技巧】
人の手で邪神の角を内部へと取り込んだ超大型魔導兵器。建造に莫大なコストがかかる一方、整備・運用それ自体はその頑丈さが功を奏して手間いらずとなっている。
なお、神角技巧をもってしても、正真正銘の邪神に勝利できるかは怪しい。角だけを取り込んで人間達の技術を結集させた『モノ』と、頭の先から尻尾の先までその全てが邪神そのものという怪物の間に『絶対』はない。
【邪神】
この世界には、人類の技術や文明でも対抗不可能な邪神と呼ばれる生命体がいる。ドラゴン、クラーケン、フェニックスなどその形状や性質は千差万別だが、共通項として必ず額にあたる部分に巨大な角を持っている。
亜人や魔獣など人間以外の生命体が世界の亀裂に落ちた際、瘴気に抗って這い上がってくると邪神になるという学説もあるが、具体的な証明には至っていない。また邪神という名は純粋に邪な神なのか、邪な願いでも無下にできない優しい神なのか、語源についても学者の間で意見が分かれている。
【魔導爆弾】
11人目の神角技巧保有者による大規模攻撃。邪神の角の中にある絶大なエネルギーを用いることで、木や石などと見分けのつかない特殊な爆弾を作ることができる。その破壊力は一都市を消滅させるほどである。
爆発が近づくと魔導爆弾の表面に特殊な陣が浮かび上がる他、一部の神角技巧保有者であればその存在を感知する事ができるらしい。時限方式でしか爆発しないため、起爆前に見つけ出し破壊することで解除できる。
なお、外からの衝撃によって誤爆する事はない。
【11人目】
魔導爆弾を使って大規模な破壊行動に出ている、各国が全く把握できない11人目と推測される神角技巧保有者。ただし、既存の10人の誰かが一人二役で11人目を名乗っている可能性も否定できない。
その行動理由は不明で、次の標的がどこになるかも推測不能。民衆の混乱を防ぐため各国政府はこの事を隠しているが、一部の人間には情報が洩れ始めており、世界の緊張は表面張力ギリギリまで水を入れたコップのように限界を迎えつつある。


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