声優ラジオのウラオモテ #01 夕陽とやすみは隠しきれない?

夕陽ゆうひと!」
「やすみの!」
「「コーコーセーラジオ!」」
「おはようございます~、夕暮ゆうぐれ夕陽ゆうひです」
「おはようございます、歌種うたたねやすみです!」
「この番組は、偶然にも同じ高校、同じクラスのわたしたちふたりが、皆さまに教室の空気をお届けするラジオ番組です!」
「おー。ユウちゃん、最近はすっかりその挨拶も慣れてきたね!」
「そんなことないよぅ。毎回噛み噛みだよ~。やっちゃんは? このラジオ、もう慣れた~?」
「いやぁぜんぜん! 不思議な感覚が抜けなくて困っちゃう! 慣れないよー!」
「そうだよねぇ。クラスメイトとラジオをやってるって、変な感じだよねぇ~」
「お仕事スイッチが入らないよね!」
「……あ、初めて聴く人に説明しなくても大丈夫かなぁ? わかるかなぁ?」
「ん、そだね! 『本当かな?』って思われるかもしれないから、一応説明しとこっか?」
「結構メールでも訊かれるもんね(笑)」
「信じられない気持ちもわかるしね!(笑)」
「では、改めて~。わたしとやっちゃんって同じ高校、同じクラスなんですよぅ」
「そう! 偶然、声優同士が同じクラスだったんです! すっごくないですか?」
「すごいよねぇ。もうやっちゃんったら、運命の相手って感じ(笑)」
「運命だよね!(笑)」
「しかも、お互いが声優さんって知らなかったから、初めて聞いたときは本当にびっくりしましたぁ。人生で一番びっくりしちゃったかも~」
「したした! え、ユウちゃんも声優さん!? って。世間って本当に狭いぃ~!」
「だから今も、こうしてふたりで収録してるのって、すっごく不思議な感じなんですよぅ」
「お仕事って言うより、休み時間みたいだよね!」
「教室でおしゃべりしてるときと、あんまり変わらないよねぇ~」
「だから、教室の空気はお届けできると思います! だいたいこんな感じ!」
「こんな感じです~。あ、まずいよ、やっちゃん! またしゃべりすぎちゃってるよぅ」
「おっとと! やすみたちの悪い癖だね! 楽しすぎて、うっかり話し過ぎちゃう!」
「いつもお仕事って忘れちゃうもんねぇ(笑)それでは、今日もよろしくお願いします~」
「よろしくお願いします!」