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書影:世界の果てのランダム・ウォーカー

シリーズ:世界の果てのランダム・ウォーカー

世界の果てのランダム・ウォーカー

謎の遺跡、未知の生物――。広大過ぎる世界を知るため二人は往く。

書影:世界の果てのランダム・ウォーカー

謎の遺跡、未知の生物――。広大過ぎる世界を知るため二人は往く。

第24回電撃小説大賞《金賞》受賞作!
世界を知りたいヨキと、世界を愛するシュカ。
二人が織りなす、少し不思議な物語。

 深く、広い世界。その全てを知ろうと、天空国家セントラルは各地に調査官を派遣していた。
 調査官であるヨキとシュカは、多大な個人的興味と、小指の先ほどの職務への忠誠心を胸に、様々な調査をする。
 これは二人が世界を巡り、人々と出会い、(時々)謎を解き明かす物語である。
「――とかいって、なんか凄く良い話みたいだね、ヨキ」
「どうでしょうね。僕はシュカ先輩が真面目に仕事をしてくれるなら何でもいいですけど」
 凸凹調査官コンビによる、かけがえのない時間をあなたに。

ISBN 9784048936149
判型 文庫判
ページ数 328ページ
発売日 2018年3月10日発売
定価 693円(本体630円+税)

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第24回電撃小説大賞《金賞》受賞

もくじ

第一章『黒い瞳』
第二章『アルナイルの自己複製機』
第三章『龍鱗病』
第四章『電子の楽園』
最終章『エスレヘム』

人物相関図(キャラ紹介)

シュカ

空中都市セントラルの調査官。元々軍人だったが、自ら望んで調査官となった。鉄の胃袋を持ち、本能のまま、猫のように行動をする。ヨキによく小言を言われる。

ヨキ

空中都市セントラルの調査官。”世界の謎を解き明かしたい”という欲求のもと、さまざまな場所を訪れている。シュカに理不尽な事をされがち。

おすすめコメント

短編連作ですが、一話のラストでまずやられました。
ああ、そう来るかと。
このエピソードが私は一番好きですが、その後の話も短い中に起承転結がしっかりとあって、毎話ごとに小気味よく終わっていた点を高評価しました。
印象に残ったのは後半に出てくるとあるモンスター。ゾワっとしました。
――時雨沢恵一
 【作家/電撃小説大賞・最終選考委員(代表作:『キノの旅 the Beautiful World』)】

一話ごとの肝となるSF的アイディアがバツグンに面白い。
第一話の結末にハッとさせられた。
科学では説明できない、だからこの世界は面白いと言って、主人公の2人は旅を続ける。
このクオリティで、この2人組でいつまでも彼らの旅を追って行きたいと思わせる。
――佐藤辰男
 【カドカワ株式会社 取締役相談役/電撃小説大賞・最終選考委員】

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