国に認定された“殺人鬼”が起こした事件はもはや通常の法では裁けない。 死体を前に立つ少女と、死ぬに死ねない少年。二人は深夜の公園で出逢い、そして悪夢の幕が開ける(殺人妃とディープエンド)――。 禁令殺人鬼指定事件の生存者の少女と、彼女を保護する心理学者。やがて二人のもとに、新たな殺人鬼が訪れ……(殺人器とネバーエンド) 鎌池和馬の文庫未収録短編シリーズが電子書籍版で復活!