紅玉いづき「感嘆」

書店員の皆さまからも暖かな応援の声が到着!

『絵本のような世界観も相まって昨今では珍しい読み味。ちゃんと文字で読んでほしい作品です。』書泉芳林堂書店 東長崎店 『最近のテンプレストーリーには飽き飽きしているので、期待しております!』イレブン 尼崎店 『「最果て図書館」と「はじまりの町」が鏡でつながるというのが面白いです。ラノベには珍しくのんびりほのぼのしており、魔物の呆れた様が目に見えるようです。コミカライズも期待が大きく、文章だけでも綺麗なこの作品を、三登いつきさんの作画で読めるのだと思うととても楽しみです。』文苑堂書店 福田本店

#電撃受賞作品応援で寄せられた読者の皆さんのコメントをご紹介!

『王道ファンタジーでありながら全ての登場人物の感情が生々しく記されていて特に終盤の展開には鳥肌が立った。ファンタジー好きにはもちろん感情が揺さぶられる物語が好きな人には読んで欲しいと思った。』しょう さま より 『ウォレスと図書館と光の勇者の物語の繋がりが解けた時には、過去は臆病だった彼が今は友達を守るために行動出来たことに勇気付けられました。王道ですが、ふわふわキラキラした、でもちょっとだけほろ苦いお話。エンドまで心地よくで読めました。』きよみずみけ さま より 『柔らかな筆致と設定が素敵でした 年相応な描写の多いルチアに高校生な私は思わず感情移入(泣)幻想的な展開の中でも人物の心情が生きていて共感し易いので、読み進む毎に愛しくなる作品でした(笑顔)』白桜 さま より

※受賞作応援ツイートキャンペーン(既に終了)への投稿より抜粋して掲載しています。

世界の果て。

Story

ふと気づくと、《最果て図書館》の館長・ウォレスには記憶がなかった。世界の端っこに置き忘れられたこの図書館にいるのは、無口なメイドと話の通じない《本の魔物》だけ。ところがある日、はじまりの町の魔女見習い・ルチアと鏡越しに出会う。徐々に魔王に侵食されていく世界を救うべく、はじまりの町に現れた勇者を、ルチアとともに影から支えることにしたウォレスだが、やがて自分の記憶が魔王討伐の要であることに気づき——。どこか寂しい彼らの、どこまでも優しい王道ファンタジー。

Character

  • 「ウォレス」《最果て図書館》の孤独な館長。記憶がなく、自分がいつからここにいて誰なのか知ることで孤独が癒えるかもと考え、本の魔物に訊ねては辟易される日々を過ごしている。本作の主人公。
  • 「ルチア」ウォレスが鏡越しに出会った少女。はじまりの町で魔女見習いをしている。朗らかで心優しいが、少し臆病な面も。動物魔法が得意で小鳥のピートが相棒。
  • 「リィリ」《最果て図書館》のメイド。かなりの美少女だが常に無表情で無感動。ほぼ無音。ウォレスをマスターと呼び服従している。まさに、人形のような少女。
  • 「大魔女テオドラ」ルチアのお師匠様。宮廷魔女になれるほどの力量だが、《はじまりの町》で魔法石屋を営み隠居中。
  • 「勇者」元々は幼馴染と旅をしていた、心優しい少年。《はじまりの町》で神託を受けて魔王討伐の旅に出た。 「魔導師」勇者の幼馴染。病で失った声を取り戻す旅をしていたが勇者とともに魔王討伐の旅に出ることに。
  • 「商人アラン」世界中のあらゆる珍品を売買することに情熱を燃やす商人。情熱で誰も訪れない《最果ての図書館》に辿り着いてしまう。

Keywords

  • 「光の勇者」《最果て図書館》がある世界・パライナでは誰もが知る伝説の勇者。闇の魔王を討ち倒し、世界に平和をもたらした。その伝説を描いた書物は図書館にも多数所蔵されている。
  • 「本の魔物」図書館の魔力によって具現化した、本を媒介とする魔物。各地から図書館に本を持ち帰ってくる。人の手によって生まれた本が媒介なので、魔物の中でも比較的、人間に対して友好的。生まれた本の種類によって大きさも性格も様々。

パライナ全図

まだ移動手段が徒歩や馬車が主流のこのパライナでは人々にとって世界は途方もなく広く、果てしなく、未知と不思議に満ちているのです。

特報

その1今春コミカライズ連載開始! メインキャラクターの設定画が到着!

その1今春コミカライズ連載開始!
メインキャラクターの設定画が到着!

文庫発売に先がけ、「月刊コミックアライブ」でのコミカライズが決定!!コミカライズの作画を手がけるのは、イラストレーターとしても活躍する三登いつき。早くも原作イラストの優しく繊細な雰囲気を再現したウォレス、ルチア、リィリの設定画が到着!
今春連載開始なので、ぜひ期待して待っていてほしい。

その2「最果て図書館」の大ボリューム試し読み公開!

『鏡のむこうの最果て図書館』約150ページ分の大ボリューム試し読みを公開中!2月1日からは期間限定で全文公開が決定!! 読めば読むほど心に染み入る「最果て図書館」の世界を味わいつくそう!

その3第2巻の発売決定! 2019年初夏発売予定!!

『最果て図書館』シリーズ続編の発売が決定したぞ!
ウォレスが次に出逢うのは——地底湖にある博物館の館長!?
ますます魅力的で幻想的な景色広がる第2巻、
『湖底ゆらめく最果て図書館(仮)』は2019年初夏発売予定! お楽しみに!

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