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【mobile temp】ラジオ機材の未来を考えるホームページの序文【file 07】
光を使った信号や灯台、音を使った警笛には限界があるため、現代の船舶や航空機では率先してラジオビーコン、つまり電波を使った相互警告を利用しています。
大きな船は停まるまでに時間がかかるため、目視で危険を察知してから緊急制動に入っても回避できないケースが多々あります。
また、世界の空は過密状態にあり、場所によっては三〇秒に一機の間隔で何かしらの航空機が通過していく箇所もあります。
これらの条件を踏まえると、何の連携もなく広い海や空を通り抜けていくのはほぼ不可能というのがお分かりになるでしょう。
長い長い旅路の安全を守る電波航行装置ですが、皆様にとっても馴染みの深い電波を利用しているため、偶発、人為を問わず、実に様々な阻害要因があるのも事実です。多くの命に直接関わる案件ですので、こういった危険な阻害要因は見つけ次第、可能な限り排除する他ありません。
近年盛んになりつつあるドローン市場や現在開発中の空飛ぶ車についても、いずれは識別電波を取り入れた地上管制基地局との相互連携が不可欠となる時代がやってくるでしょう。
何者も、個人の自由のために公共の安全を脅かす事があってはならないのです。