プロローグ あの星に、わたしの指は届かない。
☆
──ずっと好きだった女の子から、告白された。
俺たちはそれで幸せになるはずだった。
あいつの
この子を守り、大切にしていく。
けれど、固く
七年というどうしようもなく長い月日が、俺たちの仲を
☆
──七年前は妹としか見れなかった女の子から、告白された。
思い返せば、それが
本来なら一度ハッピーエンドで閉じたはずの
そいつは七つ年下の、俺にとっては妹分みたいな子で、つまり
もう、
☆
これは、俺と彼女と彼女が