アマルガム・ハウンド | 特設ページ | 電撃文庫・電撃の新文芸公式サイト

捜査官の青年・テオが出会った少女・イレブンは、完璧に人の姿を模した兵器だった。主人と猟犬となった二人は行動を共にし、やがて国家を揺るがすテロリストとの戦いに身を投じていく……。

自律型魔導兵器オートマトン・アーツ
魔術と科学の融合によって生まれた戦略兵器群。その中でもアマルガムは泥人形に似た色合いで簡素な人型を取り、一切の補給を必要としない巨大歩兵として最前線で重宝されている。
ハウンド
アマルガムの中でも人間には困難な任務に就くため特別に製造された人型兵器の呼称。
アダストラ国
科学と魔術が融合し、近代的に発展した大陸有数の大国。海と山、豊富な資源、温暖な気候に恵まれ、その豊かさから戦争に巻き込まれることが多い。
デルヴェロー市
捜査局支部があり、図書館に擬態している。陸軍基地こそないが軍の通信施設など後方支援を支える。戦争中は空爆も多く、避難経路とシェルターが豊富。
特捜班
犯罪捜査の面からアマルガムを調査する刑事部に設けられた、特別捜査チーム。陸軍や魔導士協会を始めとした専門機関と協力してアマルガムに対処していく。
ローレムクラッド
大陸統一主義を掲げる新興の宗教団体。その教えや活動は謎に包まれているが、各国捜査機関から指名手配されている知能犯の関与が疑われている。