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竜殺しのブリュンヒルド竜殺しのブリュンヒルド

愛が、二人を引き裂いた。愛が、二人を引き裂いた。

著/東崎惟子 イラスト/あおあそ著/東崎惟子 イラスト/あおあそ

第28回電撃大賞《銀賞》受賞作第28回電撃大賞《銀賞》受賞作

第28回電撃小説対象受賞作

銀賞

2022年6月10日発売予定!

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あらすじあらすじ

竜殺しの英雄、シギベルト率いるノーヴェルラント帝国軍。伝説の島「エデン」の攻略に挑む彼らは、島を護る竜の返り討ちに遭い、幾度も殲滅された。エデンの海岸に取り残され、偶然か必然か――生きのびたシギベルトの娘、ブリュンヒルド。 竜殺しの英雄、シギベルト率いるノーヴェルラント帝国軍。伝説の島「エデン」の攻略に挑む彼らは、島を護る竜の返り討ちに遭い、幾度も殲滅された。エデンの海岸に取り残され、偶然か必然か――生きのびたシギベルトの娘、ブリュンヒルド。

竜は幼い彼女を救い、憎しみも差別もない楽園エデンで、娘のように慈しんで育てた。ひとりと一匹は愛し、愛された。しかし、十三年後。シギベルトの放つ大砲は遂に竜の命を奪い、英雄の娘ブリュンヒルドをも帝国へと「奪還」した。 竜は幼い彼女を救い、憎しみも差別もない楽園エデンで、娘のように慈しんで育てた。ひとりと一匹は愛し、愛された。しかし、十三年後。シギベルトの放つ大砲は遂に竜の命を奪い、英雄の娘ブリュンヒルドをも帝国へと「奪還」した。

『神の国で再会したければ、他人を憎んではならないよ。』復讐に燃えるブリュンヒルドの胸に去来するのは、正しさと赦しを望んだ竜の教え。従うべくは、愛した人の言葉か、いまだ滾り続ける愛そのものか――。 『神の国で再会したければ、他人を憎んではならないよ。』復讐に燃えるブリュンヒルドの胸に去来するのは、正しさと赦しを望んだ竜の教え。従うべくは、愛した人の言葉か、いまだ滾り続ける愛そのものか――。

人物紹介人物紹介

  • ブリュンヒルド 竜殺しの娘として生まれ、竜の娘として生きた少女  ――たとえ神にやり直す機会を与えられても、私は同じ道を選ぶ。  ノーヴェルラント帝国を率いる竜殺しの英雄の家系、ジークフリート家の息女。三歳の時に貴族の子息を狙った賊に誘拐されたが、乗っていた船が大破し、竜の護る島「エデン」に流れ着いた。自分を大切に育ててくれた竜に、父親として、あるいはそれ以上の愛情を抱くようになる。しかし十六歳の時、実の父が率いる帝国軍に竜を殺され、自身も英雄一族の娘として帝国に連行される。竜を殺した父、シギベルトへの復讐の機会を窺っているが、帝国の人々と暮らす中で少しずつその態度に変化が生じ始める。生き別れとなっていた兄シグルズには、心の内をもさらけ出しているように見えるが――しかし、彼女の抱える心の闇は、誰にも想像がつかないほど深く、暗い。ブリュンヒルド 竜殺しの娘として生まれ、竜の娘として生きた少女  ――たとえ神にやり直す機会を与えられても、私は同じ道を選ぶ。  ノーヴェルラント帝国を率いる竜殺しの英雄の家系、ジークフリート家の息女。三歳の時に貴族の子息を狙った賊に誘拐されたが、乗っていた船が大破し、竜の護る島「エデン」に流れ着いた。自分を大切に育ててくれた竜に、父親として、あるいはそれ以上の愛情を抱くようになる。しかし十六歳の時、実の父が率いる帝国軍に竜を殺され、自身も英雄一族の娘として帝国に連行される。竜を殺した父、シギベルトへの復讐の機会を窺っているが、帝国の人々と暮らす中で少しずつその態度に変化が生じ始める。生き別れとなっていた兄シグルズには、心の内をもさらけ出しているように見えるが――しかし、彼女の抱える心の闇は、誰にも想像がつかないほど深く、暗い。
  • エデンの竜 神に任じられた、楽園の守護者 ――何者に対しても、憎しみの炎を燃やしてはならないよ。  神より命を受け、馥郁たる果実が実る動物たちの楽園「エデン」の守護を務める白銀の竜。エデンに流れ着き、猛毒であるはずの自分の血を浴びても生きのびたブリュンヒルドを、それも神の思し召しと信じて大切に育てた。ブリュンヒルドの父、シギベルトの放った大砲に貫かれて死亡。死後、清らかな心の者だけが迎え入れられる神の国「永年王国」へブリュンヒルドと共に入るため、彼女にも、決して他人を憎まないよう繰り返し言い遺した。エデンの竜 神に任じられた、楽園の守護者 ――何者に対しても、憎しみの炎を燃やしてはならないよ。  神より命を受け、馥郁たる果実が実る動物たちの楽園「エデン」の守護を務める白銀の竜。エデンに流れ着き、猛毒であるはずの自分の血を浴びても生きのびたブリュンヒルドを、それも神の思し召しと信じて大切に育てた。ブリュンヒルドの父、シギベルトの放った大砲に貫かれて死亡。死後、清らかな心の者だけが迎え入れられる神の国「永年王国」へブリュンヒルドと共に入るため、彼女にも、決して他人を憎まないよう繰り返し言い遺した。
  • シギベルト 竜殺しの英雄 ……「あの子」に継がせたくはなかった  竜殺しで名を馳せた英雄一族、ジークフリート家の現当主であり、ノーヴェルラント帝国軍を束ねる海軍将校。ブリュンヒルドとシグルズの実の父親でもある。竜に育てられたブリュンヒルドのことは娘とも思っておらず嫌悪していて、彼女の世話は友人のザックス大佐に一任している。シグルズに家督を継がせる気がないのは、竜殺しの力を必ずしも良いものだと考えていないためだが、その思いはシグルズに伝わっていない。シギベルト 竜殺しの英雄 ……「あの子」に継がせたくはなかった  竜殺しで名を馳せた英雄一族、ジークフリート家の現当主であり、ノーヴェルラント帝国軍を束ねる海軍将校。ブリュンヒルドとシグルズの実の父親でもある。竜に育てられたブリュンヒルドのことは娘とも思っておらず嫌悪していて、彼女の世話は友人のザックス大佐に一任している。シグルズに家督を継がせる気がないのは、竜殺しの力を必ずしも良いものだと考えていないためだが、その思いはシグルズに伝わっていない。
  • シグルズ 英雄の、期待されなかった息子 お前に父さんを殺させない。でも、俺はお前を殺さない。  ジークフリート家の一人息子で、ノーヴェルラント帝国軍の軍曹。父シギベルトが自分に竜殺しを継がせる気がないことに不満をもっている。自分よりも父に認められているように見えるブリュンヒルドに反発し勝負を挑むが惨敗する。その後もつっかかるうちに、彼女の実力を認め、同時にブリュンヒルドにとっても唯一、素を出せる相手になる。ブリュンヒルドが父を殺そうとしていることを知り、父に対する尊敬や愛情との板挟みに苦しむ。シグルズ 英雄の、期待されなかった息子 お前に父さんを殺させない。でも、俺はお前を殺さない。  ジークフリート家の一人息子で、ノーヴェルラント帝国軍の軍曹。父シギベルトが自分に竜殺しを継がせる気がないことに不満をもっている。自分よりも父に認められているように見えるブリュンヒルドに反発し勝負を挑むが惨敗する。その後もつっかかるうちに、彼女の実力を認め、同時にブリュンヒルドにとっても唯一、素を出せる相手になる。ブリュンヒルドが父を殺そうとしていることを知り、父に対する尊敬や愛情との板挟みに苦しむ。

用語解説用語解説

  • 楽園エデン

    大洋にある孤島。人間は白銀島と呼んでいる。知恵の果実や生命の樹など神の造物に溢れているため、神に命じられた竜が護っている。侵略者による略奪を防ぐため、守護者である竜を失うと、自ら発火し島のもの全てが灰になる。

  • 永年王国

    善行を積んだ魂が、死後に行くとされている場所。寿命、老い、病もなく、あらゆることから真に自由な楽園。生前に神を疑わず、神の教えに忠実に生きることが求められる。

  • 真声言語

    人間が多様な言葉を話すようになる前に使われていた言語。相手の知能、知識に関係なく、あらゆる生き物との意思疎通が可能な万能の言語。エデンでは全ての動物が真声言語で話し、ブリュンヒルドは知恵の果実を食べることで習得した。

  • ノーヴェルラント帝国

    エウロパ大陸に位置する軍事国家。自国の資源に乏しいため、竜殺しの力を基盤にしたエデン攻略によって、他国との関係性で優位を保っている。そのため文化としても「竜殺しの英雄」の物語が根付いている。

  • バルムンク

    「竜殺しの力」と呼ばれる。ジークフリート家の者だけが正気を保ったままその力を使えるが、それでも言語野をはじめとして脳の機能を蝕む作用がある。

  • ジークフリート家

    竜殺しの力を扱える人間を求めて、何代も血筋の改良研究を重ねて生み出された血族。竜殺しの能力によってノーヴェルラント帝国では英雄の扱いを受け、その家督を受け継ぐものは国を束ねる存在となる。

書誌情報書誌情報


  • 書影:竜殺しのブリュンヒルド

    愛が、二人を引き裂いた。

    ISBN 9784049142167
    発売日 2022年6月10日発売 定価 704円(本体640円+税)
    ISBN 9784049142167
    発売日 2022年6月10日発売
    定価 704円(本体640円+税)

    愛が、二人を引き裂いた。

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  • 大賞:姫騎士様のヒモ
  • 金賞:この△ラブコメは幸せになる義務がある。
  • 金賞:エンド・オブ・アルカディア
  • 銀賞:竜殺しのブリュンヒルド
  • 銀賞:ミミクリー・ガールズ
  • 選考委員奨励賞:アマルガム・ハウンド
  • メディアワークス文庫賞:きみは雪をみることができない
  • 選考委員奨励賞:夜もすがら青春噺し
  • 選考委員奨励賞:隣の席の雪本さんが異世界で王様やってるらしい。
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