ひだまりで彼女はたまに笑う。2
勉強会、お祭り、花火。二人の距離がちょっと近づく夏が、やってくる――。
勉強会、お祭り、花火。二人の距離がちょっと近づく夏が、やってくる――。
楓がなくした猫のストラップをいっしょに見つけたことをきっかけに、ふとした仕草やふいに自分に向けてくれる笑顔から楓と仲良くなれたと実感する伊織。
パパラッチと呼ばれ避けられていた頃からの進展に自信を持ち、もっと楓の笑顔を見たい、あわよくば恋仲になりたい、伊織はそんな思いを募らせる。ふたりの関係を進める第一歩として、名前で呼ぶことを目標にするのだが――
「……楓さん」
「みゃー?」
「お兄、コタロー相手に練習しなくても……」
少しずつ表情豊かになってきた少女と過ごす、淡くて甘い夏が今、始まる。
ISBN | 9784049141535 |
---|---|
判型 | 文庫判 |
ページ数 | 244ページ |
発売日 | 2022年1月8日発売 |
定価 | 792円(本体720円+税) |
店舗特典情報
-
ゲーマーズ
複製サイン入りイラストカード
-
メロンブックス
【恋する♥冬の電撃文庫フェア】きらきらイラストカード
-
メロンブックス
SSブックカバー