あの夏に捧ぐ逢いことば
『星が果てても君は鳴れ』著者が紡ぐ、ひと夏の逃避行。
『星が果てても君は鳴れ』著者が紡ぐ、ひと夏の逃避行。
「わたしを連れてってくれませんか。誰もいない、どこか遠くへ」
何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。
「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。
しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー
「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」
だから、このことばを捧ぐ
たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
| ISBN | 9784049166514 |
|---|---|
| 判型 | 文庫判 |
| ページ数 | 312ページ |
| 発売日 | 2025年8月8日発売 |
| 定価 | 792円(本体720円+税) |
店舗特典情報
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