シリーズ:パララバ
パララバ-Parallel lovers-
死んだはずの彼からの電話。それは私の死を告げるもので……。
死んだはずの彼からの電話。それは私の死を告げるもので……。
遠野綾は高校二年生。平凡な日々を送る彼女の一番の幸せは、部活を通して知り合った他校の男子生徒、村瀬一哉と毎日電話で話すことだった。何度も電話をするうちに、互いを友人以上の存在として意識し始めた二人だったが、夏休みの終わりに一哉は事故死してしまう。本来であれば、二人の物語はそれで終わったはずだった。 しかし一哉の通夜の晩、綾のもとに一本の電話がかかる。電話の主は死んだはずの一哉。そして戸惑う彼女にその声は告げた。死んだのはお前の方ではないのかと……。
二人が行き着く真実とは!? 出会えぬ二人の運命は!? 携帯電話が繋ぐパラレル・ラブストーリー。切なさともどかしさが堪らない、第15回電撃小説大賞<金賞>受賞作。
ISBN | 9784048675185 |
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判型 | A6判 |
ページ数 | 288ページ |
発売日 | 2009年2月10日発売 |
定価 | 594円(本体550円+税) |
賞
第15回 電撃小説大賞 金賞