シリーズ:ヴァルプルギスの後悔
ヴァルプルギスの後悔Fire2.
“炎の魔女”の謎(ルーツ)に迫る物語、第2弾!
“炎の魔女”の謎(ルーツ)に迫る物語、第2弾!
正義の味方だって? そいつはなんの冗談だ。人の内側には善も悪もある。もし正義の味方ぶってるなら、さらに深い闇がその心の中に広がっているんだよ。それを誰よりも知っているよな、霧間凪……いや、炎の魔女よ。俺はおまえと出会うために今まで生きてきた。そうだ、おまえの胸を串刺しにしてやるために──
それは遥か昔から用意されていた運命。人知を超えた魔女どもの死闘が再開され、織機綺たちは否応なくそれに巻き込まれていく。己の無力さを知り、秘められし能力に覚醒し、そしてなお圧倒される──
「私はもう、凪の役には立てません……」
少女が絶望の呻きをあげるとき、脅威が牙を剥き、彼女たちの絆をずたずたに引き裂いていく。宿敵と運命と、そして決定された未来を敵にして、霧間凪はどう戦っていくのだろうか……?
ISBN | 9784048679381 |
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判型 | A6判 |
ページ数 | 328ページ |
発売日 | 2009年8月10日発売 |
定価 | 627円(本体570円+税) |