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シリーズ:ふわふわさんがふる
ふわふわさんがふる
『電波女』の入間人間が描く、白く儚いセンチメンタル・ストーリー。
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『電波女』の入間人間が描く、白く儚いセンチメンタル・ストーリー。
この星にはふわふわさんという存在がある。生き物かどうかは今のところ分からない。でも、人の形をしてこの地に立つ。すべてのふわふわさんは、失われた者の姿を真似して、存在する。僕としては、いわゆる『よみがえり』なんてものは信じていないけれど……。
目の前で、綿毛が渦を巻き、幼い少女が現れた。 『ふわふわさん773』。 僕は思考のノイズに延々、苛まれ続ける。あれは見間違えるはずもなく。十年前に僕の世界から失われた、ねえさんだった。
ISBN | 9784048665063 |
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判型 | 文庫判 |
ページ数 | 248ページ |
発売日 | 2014年4月10日発売 |
定価 | 572円(本体530円+税) |