シリーズ:さよならピアノソナタ
さよならピアノソナタ
おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽の物語。
おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽の物語。
「六月になったら、わたしは消えるから」転校生にしてピアノの天才・真冬は言い放った。彼女は人を寄せ付けずピアノも弾かず、空き教室にこもってエレキギターの超速弾きばかりするようになる。そんな真冬に憤慨する男子が一人。大音量でCDを聴くためにその教室を無断使用していたナオは、ベースで真冬を“ぶっとばす”ことにより、占拠された教室の奪還をめざす。民俗音楽研究部なる部活の創設を目論む自称革命家の先輩・神楽坂響子とナオの幼なじみ・千晶も絡みつつ、ナオと真冬の関係は接近していくが、真冬には隠された秘密があって――。恋と革命と音楽が織りなすボーイ・ミーツ・ガール・ストーリー。
ISBN | 9784840240710 |
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判型 | 文庫判 |
ページ数 | 328ページ |
発売日 | 2007年11月10日発売 |
定価 | 659円(本体610円+税) |