
シリーズ:しにがみのバラッド。
しにがみのバラッド。(2)
白い少女と出会った人々は、ほんの少しだけ、変わっていく――。

白い少女と出会った人々は、ほんの少しだけ、変わっていく――。
ある日、ひとりの少女が目を覚ましました。その少女は、ふつうの人間ではありませんでした。手には、鈍色に光る大きな鎌を持っていました。傍らには、奇妙な黒猫を従わせていました。少女は、「死神」でした。そして、死を司る少女には、他の仲間(しにがみ)と違うところがありました。その姿が、冬の雪のように真っ白であること。その心が、春風のようにやさしいこと――。これは、白い死神の、哀しくてやさしい物語です。
ISBN | 9784840224918 |
---|---|
判型 | 文庫判 |
ページ数 | 280ページ |
発売日 | 2003年10月10日発売 |
定価 | 583円(本体530円+税) |