シリーズ:しにがみのバラッド。
しにがみのバラッド。
――耳を塞いでいた手を離したら、自分の足跡がよく聞こえた。
――耳を塞いでいた手を離したら、自分の足跡がよく聞こえた。
目を覚ますと、少女は死神でした。その少女は、死神でありながら、その真っ白な容姿ゆえに仲間から『変わり者(ディス)』と呼ばれていました。しかし、少女の持つ巨大な鎌は、まさしく死の番人のものです。少女の使命は人間の命を運ぶこと。死を司る黒き使者である少女は、仕え魔のダニエルと共に、人の魂を奪いにいくのです。死を司る少女が紡ぐ、哀しくてやさしいお話。
ISBN | 9784840223935 |
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判型 | 文庫判 |
ページ数 | 328ページ |
発売日 | 2003年6月10日発売 |
定価 | 649円(本体590円+税) |