シリーズ:しにがみのバラッド。
しにがみのバラッド。(12)
「逢いたいよ……ねぇ、モモ」
「逢いたいよ……ねぇ、モモ」
ダニエルは、モモのいなくなった世界で、ひとりぼっちで旅をしていました。モモが残した“想い(カケラ)”を拾い集めながら。何処かでまたモモに逢えるんじゃないかと想いながら。
モモとアンは魂を扱うことで、この世のバランスを保つ存在でした。その二人が、今はいない──。だったら逆に、くずれたこの世のバランスをもう一度取り戻すことで、もしかすると、もう一度モモに逢えるかもしれないとダニエルは考えました。そして、ダニエルは、モモと関わった人間たちが残す“想い(カケラ)”を探しはじめます。
これは、“真っ白い花”が世界に残した、“想い”をたどる物語。
ISBN | 9784048677615 |
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判型 | A6判 |
ページ数 | 360ページ |
発売日 | 2009年4月10日発売 |
定価 | 649円(本体590円+税) |