ブギーポップ帰還。『ブギーポップは呪われる』発売記念! 上遠野浩平フェア!!
25年前の1998年――ライトノベルの歴史を変えた作品が電撃文庫から刊行されました。
その名は『ブギーポップは笑わない』。第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉を受賞した本作。
今まで異世界ファンタジーが主流だったライトノベル世界に放たれた新たな輝きは、その後刊行されるライトノベル作品のジャンルすら塗り替える、まさに「金字塔」でした。
「ブギーポップ」シリーズ4年ぶりとなる待望の完全新作、『ブギーポップは呪われる』が2023年9月8日(金)に遂に刊行!!
それを記念し、電撃文庫から刊行された上遠野浩平作品から「ブギーポップ」シリーズや「ヴァルプルギスの後悔」シリーズ・「ビートのディシプリン」シリーズ・「螺旋のエンペロイダー」シリーズなど計37作品が電子書籍で50%OFFとなるフェアを2023年9月21日(木)まで開催!
上遠野浩平ワールドをオトクに深く知ることが出来るこのチャンス。是非お見逃しなく!
4年ぶりとなる「ブギーポップ」シリーズ完全新作を電撃ノベコミ+で今すぐ試し読み!!!!
水乃星透子の投身自殺から囁かれる奇妙な噂――それはブギーポップの呪い
君は自分が呪われていると思うかい?
ああ、残念ながらそうなんだよ。誰もが理不尽で不条理な圧の数々を受けずには生きられないのが世の定めさ。例外はない。
陰口ばかりの娘も、悪を気取る男子も、このぼくブギーポップだって、当然――
県立深陽学園で「この学校は呪われている」と奇妙な噂が流行し、生徒のうちに潜む底なしの不安と苛立ちが暴かれて暗闇へ変わっていく……
統和機構も、炎の魔女さえ無効化する圧倒的な呪詛が完成して、最後に残るのは歪んだ超越者か、子供たちのささやかな想いか……
死神ブギーポップが混沌と無情の渦中に消えるとき、少女の影はすべてに牙を剥く――
『ブギーポップは呪われる』に連なる、『ブギーポップ』シリーズをおさらいしよう!
エンタテイメントノベルの金字塔。全てはここから”セカイ”が変容した――!
君には夢があるかい? 残念ながら、ぼくにはそんなものはない。
でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、また自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きさで知らずに他人に勇気を与えたりしている。
これはバラバラな話だ。かなり不気味で、少し悲しい話だ。――え? ぼくかい? ぼくの名は"ブギーポップ"――。
第4回ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。上遠野浩平が書き下ろす、一つの奇怪な事件と、五つの奇妙な物語。
エンタテイメントノベルの歴史を変えた『ブギーポップ』。その最大の敵を語ろうではないか――。
あなたは自分の心の中に、何かが足りないと思ったことはない? 他の人にはあるのに、自分にはそれがないと悩んだことはない? 欠けているものを誰かに埋めてもらいたいと願ったことはない?
そのことなら、もう心配はいらないわ。すぐに”そのとき”が来る。新しい可能性がひらかれて、苦しみのすべては終わるときが来る。私の敵〈ブギーポップ〉が邪魔さえしなければ――。
私? そうね、敵は私を〈イマジネーター〉と呼ぶわ……。
それはブギーポップ最大の敵、〈イマジネーター〉の死から始まる物語――。