電撃文庫が「このライトノベルがすごい!」2026で新作文庫部門を席捲!
11月25日に発表された『このライトノベルがすごい!2026』(宝島社 刊)にて、 電撃文庫が新作文庫部門で続々ランクイン!
まさに「今、読むべきライトノベル」を電撃ノベコミ+でも一挙ご紹介!
『転生程度で胸の穴は埋まらない』
著者:ニテーロン イラスト:一色
持たざる彼らの渇望〈ねがい〉を描く、本格異世界転生譚!
人の渇望(ねがい)が固有の魔法になる異世界。固有魔法を扱い邪神から人類を守護する超越者〈アデプト〉たちには、あらゆる権利が与えられる。
転生したコノエは永い修行の末、遂にその資格を得たのだった。
――惚れ薬〈きんしやくぶつ〉を使うために。
「……惚れ薬があれば、僕でも、誰かの一番になれるんだろうか。」
前世のトラウマから、人を信じられず生きてきたコノエ。そのせいで固有魔法が発現せず、転生しても孤独に苦しんでいた。そんな彼に助けを求めてきたのは、死病に侵された金色の少女で――。
「私、コノエ様の為なら何でもさせて頂きますので!」
これは、渇望〈ねがい〉を持たない白い孤独が、黄金の愛と出会う物語。
『よって、初恋は証明された。 -デルタとガンマの理学部ノート1-』
著者:逆井卓馬 イラスト:遠坂あさぎ
ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。
思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。
失われてしまった恋愛成就の桜の謎。部活勧誘の小さな違和感。巨木の樹齢に秘められた物語。密室で消えたハムスター。壊れかけの生物部に捧げられた、高校生たちの切実な決断。
無関係だと思われたひとつひとつの因果はどこかでつながっていて、あとから振り返って初めて俺たちはそれを〈青春〉と認識する。そこでようやく気付くのだ。見落としていた大切なことに。
「検証してみようよ……科学的に!」
これは、科学をこよなく愛する高校生たちが日常で直面する数々の謎に挑む、綱長井高校「理学部」のささやかな活動記録。
――そして、一つの初恋が解き明かされるまでの物語である。
『妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―』
著者:電磁幽体 イラスト:necömi
逆さまの街で、雪の結晶を宿す妖精に出会った。
――第31回電撃小説大賞《大賞》受賞作――
「たった今、世界の法則を再定義しよう」
2032年に提唱された前代未聞の物理学理論により、世界の在り方は大きく変わった。特定の物理現象が少女の姿で具現化した存在――『現象妖精』は、人類に多大なる恩恵と、未曽有の大災害をもたらした。
七年前、『現象妖精災害』により一度崩壊し――復興した街・神戸。そこに暮らす少年・カナエは平穏な日々を過ごしていた――はずだった。あの日、助けを求める彼女の声を聴くまでは。
「1500万もの人間を、この手で一度に、――殺しました」
世界の秘密と、犯した罪。少年と妖精の逃避行が今、始まる。
大賞受賞作家が遺した感動の大作が堂々刊行!
『主人公の幼馴染が、脇役の俺にグイグイくる』
著者:駱駝 イラスト:こむぴ
お前が好きなのは俺じゃないだろ!? 駱駝新作、脇役ラブコメ復讐譚が開幕
うちの高校にはラブコメ主人公のような奴がいる。パッとしないのに、なぜだか美少女からモテまくるとんでもない男だ。
そんな男のラブコメに、俺は殺された。やってもいない罪を裁かれ、全てを失い、自ら命を断ったんだ。――だけど、奇跡が起きた。気がつけば俺は二年前の、高校一年の入学式の朝に戻っていた。
奇跡的に得られた二度目の人生、今度こそラブコメには――。
「石井和希君、愛しています。結婚しましょう」
なんで!? 主人公の幼馴染かつド本命の女、氷高命が俺に告白を!!?? クラスでは『氷の女帝』なのに、なぜか俺にだけはグイグイきて……!
ちょっと待て、お前が好きなのは俺じゃないだろ!?
『あの夏に捧ぐ逢いことば』
著者:長山久竜 イラスト:jizell
『星が果てても君は鳴れ』著者が紡ぐ、ひと夏の逃避行。
「わたしを連れてってくれませんか。誰もいない、どこか遠くへ」
何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。
「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。
しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー
「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」
だから、このことばを捧ぐ
たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
『魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】』
著者:三枝零一 イラスト:ごろく
──これは、伝説となって語り継がれる、魔剣使いの少女達の物語。
「母様。リットは星を見つけました」
魔剣の使い手が争った戦争が終結して一年。母の願いにより最強の魔剣使いを目指すリットは、魔剣の所持が許される唯一の都市「セントラル」を訪れた。そこで彼女は各国の思惑が絡み合った《はぐれの魔剣》を巡る陰謀に巻き込まれ、優れた魔剣『山嶺』の使い手である少女、クララと決闘をすることに――。
「リット・グラントと魔剣『十七』、謹んでお相手いたします」
「もっともっとわたくしを楽しませてくださいまし!」
様々な目的を持つ魔剣少女たちが出会い、剣戟で幕は開かれる。
『ウィザーズ・ブレイン』の著者が放つバトルファンタジー、推参!
『明けの空のカフカ』
著者:水品知弦 イラスト:森沢晴行
君の人生の全てが尊い冒険だ――少女はいざ、空の広さを知る旅へ!
★第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作★
カフカは空が見えない浮遊洞窟内にある老人ばかりの村で暮らす唯一の子ども。外の世界に憧れを抱きながらも、村に縛られる日々を過ごしていた。
ある日、地上からの来訪者・ハヤテが現れる。なんと彼は、ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人だったのだ。ハヤテの語る刺激的な地上の話に感化されたカフカは、ついに村人たちの反対を振り切り――亡き祖父が遺した飛行機〈コチ三〇六〉を駆り夜明けの空へと飛び出していく!
温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会い成長するカフカは、やがてこの世界のヒトたちの間に起こった悲しい過去を知ることになる。だけどカフカは飛ぶことをやめない、知ることを諦めたりしない。だって――私たちの人生の全てが冒険なのだから!
国内最大規模の公募型小説賞「電撃小説大賞」が贈る、全ての世代に伝えたい感動のジュブナイルアドベンチャー!



